エアーブラシ塗り絵がいけないのではない!
下書きトレース線を施した上からの”エアーブラシ塗り絵”をやっている行為をせめているのではなくて、
単なる下書きトレース線を施した上からの”エアーブラシ塗り絵”(多少の経験をつんでいけば誰にでも出来てしまうような事)をやっているだけなのに、あたかも下書きトレース線も何もないところから絵を描いてます!的に下書きトレースの部分を隠し気味にやっているところが逆にカッコ悪いんじゃないの?って思っているのです。
私も含めてエアーブラシを絵を描いているプロ達のほとんどが、その人オリジナルの絵を描いているのではなくパクリ画を下書きトレース線を施した上からエアーブラシで塗り絵をしているだけという現状は社会的にとても恥ずかしい事だと私は思っているのですが、「マスキングを使わずにエアーブラシだけで描いてます!オールフリーハンドで描いてます!」的に自慢げに言っている人が多い・・・。
昔はマスキングを施さなければ上手く絵がかけていけなかった時代もあったけど、時が進んでいくにつれてエアーブラシを操っていく技術もだんだんあがっていき、マスキングを施さなくても上手な絵が描けるようになっていくようになってきたというエアーブラシを自在に操っていける技術の進歩があるわけなのですが、マスキングに頼らないのが”フリーハンド”ではない!と私は強く言いたいのです。
出来る事ならば、
マスキング等に頼らずに上手な絵を描いていきたい!
出来る事ならば、
下書きトレース線等を頼りにしなくても上手な絵を描いていきたい!
出来る事ならば、
パクリ作品ではなく、自分オリジナルの絵を描いていきたい!
出来る事ならば、
自分の頭の中のイメージを自在に絵で表現していきたい!
というような事が絵を描いていく人達の本音ではないでしょうか?
本当は、そんな事を可能にしてくれるのがエアーブラシ!なんですが・・・。
下書きトレース線を施した上からの超リアルなエアーブラシ絵等は実は誰にでも可能な事。
99パーセント人がそんな事私には絶対に出来ない!と思っているような状態・・・。
そんな現状があるから、エアーブラシ塗り絵が出来ている人は「私には出来る!描ける!」と自慢げにする・・・。
でも、下書きトレース線の上から絵を描いていっている事は隠そうとする・・・。
人からトレースの事を攻められれば、下書きトレース作業は当たり前な絵を描いていく時の作業!と言っていき正当化していく・・・。
下書きトレースをしていく行為は決して悪い事ではないし、絵を描いていくときにやっていけない事ではないと私は思う。
でも、私的にやっていきたくない事が、
下書きトレース線の上からの単なる塗り絵をしていく事であり、
自分オリジナルではなく、パクリ絵を描いていく事であり、
カーボン紙や投影機やその他いろいろなものに頼って絵を描いていく事であり、
フリーハンドというような言葉で誤魔化そうとしたり、自分の本音を言わない事であり・・・。
という事で、そのような件で多少の悩み事がある私なのですが、
エアーブラシの特徴を最大限に活かしていってくれる本物のすばらしい絵描き人アーティストが増えていくように努力し進んでいく事が、私の悩み事解消につながっていきます。
長々と難しめな話(私の愚痴)をしてしまいごめんなさいね!
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