エアーブラシには当たりはずれがある。
厳密に言うと、エアーブラシには当たりはずれがあります。
昔と比べれば少なくなったものの、微妙に一本一本のタッチが違うんです。
当たりをひくか?はずれをひくか?
買ってみないとわからないわけですが・・・
当たりなのかはずれなのかも普通の人にはまずわからないと思います。
熟練の方でいろいろとGUNを試した方ならそれがわかるのですが、
そうなるまでには約10年以上はかかってしまうかな?といった感じです。
国産のエアーブラシであれば当たりはずれがほとんどない!と言っても良いくらいなのですが、
熟練が手にすると、これは良いこれはあまり良くないという感じでわかっちゃうんです。
機種別でもこの機種が良い感じだなぁ~とかわかるんです。
多少個人個人の機種の好き嫌いとかがあったりしても、いきつくところはだいたい良く似ています。
近頃iwataのコーティングブログでのSHINさんのところを見ていたら、
SHINさんがHP-BPからHP-BHに切り換えた感がしました。
SHINさんはいろんなGUNを触っている方だから、良い悪いの感触がはっきりとあるはずです。
私、実もHP-BHの感触の方が良く感じています。
最初は気のせいかな?と思っていたのですが、なんか違うんです。
空気調整ツマミが付いているからではなくて、塗料の出具合がHP-BPよりもHP-BHの方が良い感触なのです。
HP-BPはボソッと出てしまう感があるのですが、HP-BHはスムーズな感じなのです。
たぶんSHINさんも私と同じように感じたのだと思います。
エアーブラシをよくさわっている方ならその違いを感じることが出来ると思います。
空気調整ツマミが無しのHP-BHがあれば・・・
もしかしてオリンポスのHP-100Bを上回るかも?・・・
とか思っちゃいます。
今のHP-BPとHP-BHの話は当たりはずれの話ではなくて、機種が違ってくると感触も違ってくるという話。
空気調整ツマミはあまり使わないし、塗料カップの真下にあるとネジ部が汚れてしまって・・・という話です。
熟練の方に十分にテストしてもらってから量産に入っていけば良いのですが、そんなわけにもなかなかいかずに量産に入ってしまうのが今の現状だと思います。
でもこれからはちょっとづつ変わってくるんじゃないかな?と思います。
エアーブラシをやる人が増えてくれば、意見や評価もそれだけ増えてくるので、メーカー側がそれをうまくフィードバックしていけば必ずGUNも良くなっていくし、売れていくということです。
良いものは残り、悪いものはなくなっていくと思います。
だから、皆さんからのエアーブラシについての意見や要望が大切!
私のエアーブラシについてのマニアックな辛口トークもメーカー側にしてみればすごく参考になっていることと思います。(笑)
あっ!それと・・・
GUNの良し悪しもあるのですが、それよりもあなたが使っているGUNをちゃんとメンテナンスしてあげて下さい!
GUNの適所(金属同士がこすれる部分とか)にちょっと油を差してあげるだけで、だいぶん調子が良くなりますよ!結構な確立でグリスアップを行っていない方が多いです。
調子良くいかないのは、すべてGUNの出来のせいにしないように。