HP-TR1
初心者にも簡単に使える、今一番普及している操作が簡単な引き金式トリガータイプのエアーブラシです。
口径サイズも大きすぎず小さすぎずの標準口径0.3mm。
TOTAL-T的には操作レバーの形状と詰まり気味の塗料の出具合に少々不満を感じておりますが、微妙なことなので一般の方には問題無いと思います。
ペン感覚をとるために中指操作をする方はOLYMPOSやTAMIYAの引き金レバーに交換して使用すると細かい操作がしやすくなると思います。
iwataが数年前からHP-TR1やHP-TR2を世に出してくれたおかげもあってトリガータイプのエアーブラシは大ブレーク中!iwataトリガータイプエアーブラシを提案したのは、実は私なのですが、今やiwata製トリガータイプのエアーブラシは世界各国に広がりつつあります。海外ではダブルアクションタイプのエアーブラシが主流となっておりましたが、簡単操作のトリガータイプエアーブラシが世界的に普及してくると、ダブルアクションタイプ危うし!となるかもしれません。
しかし、ペン感覚という面ではダブルアクションタイプの方が優位です。細かな作業となれば尚更ダブルアクションタイプの使用が優位となってくるのですが、ボタンを押して引くという少し難解なダブルアクション操作が普及にブレーキをかけてしまっているという状態でした。海外ではダブルアクションタイプが当たり前というか、それを操るほかはなくてダブルアクションタイプが当たり前。講習会でもダブルアクションタイプが当たり前。
世界一のシェアを持つエアーブラシの製造元がある日本では、簡単操作のトリガータイプが現在エアーブラシの普及に大いに貢献しているという感じですが、ダブルアクションタイプがほとんどであった海外ではこれから徐々にトリガータイプが普及していくという感じです。
ダブルアクションタイプのエアーブラシを上手く操れなかったペインターが簡単操作のトリガータイプに移行していったという状況の中から新しく生まれてきたiwataのトリガータイプエアーブラシ、これから世界にどんどん広がっていくトリガータイプのエアーブラシですが、元をたどれば老舗OLYMPOSのトリガータイプのエアーブラシです。
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