HP-TR2
HP-TR2はトリガータイプなので初心者にも簡単に扱えて、サウスポーでも使えます。
これくらいの口径サイズになると、クリアーなどの少々粘度が高めの塗料でもスムーズに通ってくれるのでプラモデルや携帯電話などの小物へのベース塗装やクリアー塗装時などに使用すると良いと思います。ラジコンカーなどへの塗装にも向いていると思います。
ちょっとした補修塗装や大きめの絵を描くときなどTOTAL-Tでは様々シーンでHP-TR2が大活躍しております。
ペン感覚をとるために中指操作をする方はOLYMPOSやTAMIYAの引き金レバーに交換して使用すると細かい操作がしやすくなると思います。
iwataが数年前からHP-TR1やHP-TR2を世に出してくれたおかげもあってトリガータイプのエアーブラシは大ブレーク中!iwataトリガータイプエアーブラシを提案したのは、実は私なのですが、今やiwata製トリガータイプのエアーブラシは世界各国に広がりつつあります。海外ではダブルアクションタイプのエアーブラシが主流となっておりましたが、簡単操作のトリガータイプエアーブラシが世界的に普及してくると、ダブルアクションタイプ危うし!となるかもしれません。
しかし、ペン感覚という面ではダブルアクションタイプの方が優位です。細かな作業となれば尚更ダブルアクションタイプの使用が優位となってくるのですが、ボタンを押して引くという少し難解なダブルアクション操作が普及にブレーキをかけてしまっているという状態でした。海外ではダブルアクションタイプが当たり前というか、それを操るほかはなくてダブルアクションタイプが当たり前。講習会でもダブルアクションタイプが当たり前。
世界一のシェアを持つエアーブラシの製造元がある日本では、簡単操作のトリガータイプが現在エアーブラシの普及に大いに貢献しているという感じですが、ダブルアクションタイプしかなかった海外ではこれから徐々にトリガータイプが普及していくという感じです。
ダブルアクションタイプのエアーブラシを上手く操れなかったペインターが簡単操作のトリガータイプに移行していったという状況の中から新しく生まれてきたiwataのトリガータイプエアーブラシ、これから世界にどんどん広がっていくトリガータイプのエアーブラシですが、元をたどれば老舗OLYMPOSのトリガータイプのエアーブラシです。
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