エアーブラシハンドピースもいろいろ
エアーブラシハンドピースにもいろいろありまして…
HP-CSがはたしてエアーブラシを始めていく初心者に向いているのか?ということが疑問に思い、ちょっとばかしいろいろなエアーブラシと比べながら試してみました。
その結果、他の国産エアーブラシハンドピースよりもボソッとした出かたをするような感じがしました。もしやメンテナンスが不十分なのかもしれないと思い新品のHP-CSでも試してみましたがそれも同じような出方でした。エアーの圧力も変えてやってみましたがそれでも同じ感じでした。
粘度が高めな塗料でも通りやすいという特徴のエアーブラシなので私はボディーペイントの時などにたまに使いますが、ファインアートには不向きと感じております。
エアーブラシの熟練者にとってはどんなエアーブラシハンドピースでも結構問題なく使いこなせたりするのですが、初心者には少し扱いにくいHP-CSだと思います。
HP-BPも厳密に言えばボソッと感はあるのですがまだ我慢できる範囲だと思います。
自分の中ではオリンポスのHP-62BやHP-63Cあたりがダブルアクションタイプの入門用として向いていると思っていて、操作に慣れてきたら指のうごきに敏感に反応してくれるHP-100BやHP-100Cあたりの使用となっていくのと思っています。
すごく微妙なところなのですが岩田のエアーブラシにはなかなかしっくりとしたものがないといった感じなのです。
オリンポスエアーブラシを知っている熟練の方ほどにその出来の違いは良くわかるはずなのですが、近頃はオリンポスエアーブラシを使ったことがないという人も多くなってきました。たとえオリンポスエアーブラシの良さを知っていたとしても岩田側についてしまったためにそれが言えない状態の方もいらっしゃいます。
熟練の方にはガンの特徴を理解して便利に扱えても、これからエアーブラシを始めていく初心者の方には向いていないエアーブラシハンドピースもあるのです。
簡単に始められるリーズナブルなエアーブラシセットが世にいろいろと出回っておりますが、これからエアーブラシを始めてみようと考えている方にとってはいろいろとあってどれを選択すれば良いのやらすごく悩んでしまうと思います。
いまのところは仕方のないこととして受け止め、いろいろとあるものを試していく方法しかありませんが、私の言っている事とかも参考にすれば役に立つと思います。
HP-CSはカスタムすることで色の出のボソッと感をなくすことが可能です。エアーブラシを自分向けにカスタムしていくのも楽しいですよ~!
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