エアーブラシハンドピース


エアーブラシのことをハンドピースって言ったりしているのをご存知の方も多いと思いますが、今回はそれについてのお話を少しさせていただきます。

付けた写真を見てみて下さい。
ペンを持っているようにも見えませんか?

ハンドピースと言われている由来は、人間の体、腕、手の先、指の先から体と一体となって霧が出ていくというところ。手と一体。手の一部。

そんなところからエアーブラシハンドピースと呼ばれているのです。


オリンポスの社長や他のエアーブラシ関係者のから教わった昔話を簡単にちょっとだけします。

何十年も前にまず押しボタン式のダブルアクションタイプエアーブラシが世に出始めました。

エアーブラシを購入した人は、やり方もよくわからない状態なためになかなか上手くはいかず、
「こんなものは使えない!」と押入れの奥にしまいこんでしまうという場合がほとんどでした。

エアーブラシが世に出始めた当初、エアーブラシは難しいものと人に判断されがちだったのです。


次に新しいタイプのエアーブラシが世に出だしました。
心機一転で世に出てきた新しいエアーブラシはシングルアクションタイプのエアーブラシ。
押しボタンを下に押し込むだけのシングルアクションの新エアーブラシは操作が簡単だったので人気が出ました。
シングルアクションタイプのエアーブラシは細かな作業が苦手なエアーブラシというのにも関わらず、操作が非常に簡単ということで大人気!日本国内に限らず世界へどんどん出ていきました。

エアーブラシをやる上で必ず必要になってくる圧縮空気が安価で手軽に調達できるエアー缶も大流行しました。
何万円もする高価なエアーコンプレッサーをなかなか購入出来なかった人にとってエアー缶の登場は救世主的でエアー缶も大ヒットしました。
(ガス缶式のカセットコンロの元はエアーブラシのエアー缶にあるという話を聞いたことがあります。)

数年後、次に出てきた新エアーブラシはトリガータイプのエアーブラシ。
トリガータイプのエアーブラシはピストルのようなかたちをしていて、下側に付いた引金レバーを引くだけの操作。レバーの引き方に応じて自動でエアーの出方と塗料の出方が調整されるという画期的なものでした。

ダブルアクションタイプのエアーブラシの操作が出来ない人が次々とトリガータイプのエアーブラシの登場のおかげで次々と救われていきました。

トリガータイプのエアーブラシはピストルのようなかたちをしていたので、ピストルの引金を人差し指で引くというような要領でトリガーレバーの操作をしてしまいがちでしたが、細かな作業を行うための工夫をする人は、ペンを持つようにしてエアーブラシを持ちました。人差し指をエアーブラシボディーの上に沿え、中指で下に付いたトリガーレバーを引いて作業をするといった具合です。

エアーブラシの持ち方や使い方は人それぞれ自由なのですが、細かな作業を目的としているのであればペンを持つような感覚を誰もが目指していくはずです。

外国製のエアーブラシの中にハンザとかグラフォというエアーブラシがあるのですが、それはエアーブラシの上に添えた人差し指でエアーブラシボディーの上部に付いた引金ボタンを引くだけというもの。
それらのタイプは正にペン感覚というところが意識されて作られたエアーブラシです。
それらのエアーブラシは色の出だしていくタイミングがちょっとわかりづらく、エアーブラシ初心者に対しては操作が簡単でなおかつペン感覚がとれるというところで大変好評なのですが、エアーブラシ経験の長い熟練者達は色の出だしのタイミングが改善されればもっと良いのになぁ~とつぶやきます。

エアーブラシを長年やっていると、不具合を改善をしていってほしいと思う部分が次々と出てくるようになってきます。

メーカー側もがんばってはいるのですが、エアーブラシがどんどん売れていかなければ改良していきたくてもなかなかその元気が出てこないといった感じです。
「もっと元気出して行こうよ!私もエアーブラシの需要がもっと増えていくようにがんばっていくからっ!広げていくからっ」と私がメーカー側を励ましているような状態です。

私にとっては無くてはならないエアーブラシメーカー。

なので、エアーブラシの改善点が思いついた時はすぐに電話をかける等してそのアイデアをメーカー側にプレゼントしています。

数ヶ月前にある大きな改善点をエアーブラシメーカーへ伝えました。
その時、
「特許とか実用新案とかあるかもしれないけれど、私にとってはそんな特許みたいなものをおさえていてもエアーブラシが広がっていかなければ無意味だと思っている。そんなことよりもエアーブラシの良さを広めていくのが私の使命だと思っている!特許でも何でもそちらでとってしまってかまわないからエアーブラシをもっと使いやすいように改良していってほしい!私はエアーブラシを使用していく人を増やしていってエアーブラシがどんどん売れて行くようにがんばっていくからメーカーはメーカー側としてその技量を発揮してっ!」
と言いました。

その結果、私がメーカー側にエアーブラシやスプレーガンの改善点として伝えたことが最近かたちとなったようです。
私はそのかたちをまだ生で見ておらず未確認な状態なのですが、少しでも良くなるように!便利になるように!と願いながらかたちにしていってくれたメーカーの人達には脱帽&感謝です。
まだまだ今後の改良点は残っているとは思いますが、新しく出来上がってきた新エアーブラシに期待している状態です。



ハンドピースと言われている由来は、人間の体、腕、手の先、指の先から体と一体となって霧が出ていくというところ。手と一体。手の一部。

ハンドピースを略してHP。
HP-BPとかHP-CPとかHP-102BとかHP-83CとかHP-TR1とかHP-TR2とエアーブラシの型番が付いているのはそこからきています。

エアーブラシが体の一部のようにして自在に!という願いが込められて
何十年も前に”エアーブラシハンドピース”と名づけられたのです。

最後にもうひとつついで話をします。
エアーブラシはリッチなペンということで、リッチペン。
リッチペンエアーブラシとも名づけられているエアーブラシもあります。

エアーブラシの歴史は100年ちょっとという感じなのですが、
エアーブラシストーリーはまだまだ続いて行く模様です。

エアーブラシストーリーは作り話ではなく実話。
今後、あなたもこのエアーブラシストーリーに加わっていくかもしれません。
自然な流れで既にもう加わってしまっているかもしれません。
皆さんが作っていくこれから先のすばらしいエアーブラシストーリーに期待しております!

もっと良くなれ!エアーブラシの世界。
LET'S ENJOY AIRBRUSH

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