エアブラシのノズル・・・ 日本製はゴムパッキンでごまかさない。
日本製エアーブラシの場合は、ゴムパッキンとかでごまかさないんです。
ノズルの取付ネジ部分が粗く作られていると、気密性が悪くてエアーがみを起こしてしまうんです。
日本製であれば高精度に作られているので、取付ネジ部分にゴムパッキンを入れなくてもエアーがみ症状になる事はほぼありません。でも、100パーセントシャットしているわけではないので赤いレッドパテが少しだけ塗られて100パーセントの気密を保つようになっています。
ゴムパッキン付きノズルのエアーブラシの場合は、エアーがみの問題だけでは留まりせん。
ゴム独特の弾力が、とてもとても大切なノズルとノズルキャップ(空気キャップ)との距離関係を超適当にしちゃっています。
付属のノズル用スパナで軽く締め付けただけでゴムパッキンがブチュっと潰れてしまって大切な位置が決まらないし、ゴムも切れてしまう事もよくあると思います。(製造側は全然考えてない感じ・・・)
ノズル根元部分にゴムパッキンを付けてあるエアーブラシは、気密性の問題が解消されているエアーブラシというよりも、「このエアーブラシは適当に作られたエアーブラシです。」と自ら宣言しちゃっているような感じなのです。
余談となりますが・・・
エアーブラシの組み立て時にはグリスアップは必須的ですよ!
溶解力の強い液体で全分解洗浄した時なんかは特に!です。(新品時にグリスアップされていたのが全部洗い流されてしまうんです。)
高品位に仕上がっている日本製エアーブラシでも、グリスアップがされていないのとされているのでは大違い!
グリスアップの有り無しでは使用感にもおおきな差が出てきます。
グリスアップをしないでエアブラシを組み上げていく方は、グリスアップする事の大切さや良さに気づいていない人だと思います。
自動車のエンジンや機械などの駆動部分にオイルが必須的なのと一緒です。
油っけ無しのグリスアップされていないカラっカラ状態のエアーブラシでギシギシと引っかかったような状態で作業をしていくのと、
その反対では全然違いますよ! 是非比較してみてください!
#AIRBRUSH #エアーブラシ #エアブラシ

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