ブラウンエアーホース
うちで頻繁に使っているイワタのブレードホースのエアー漏れが近頃多発しています。
現行のイワタのブレードホースは、初期のものよりも品質が落ちている感が私にはしています。
利益を上げていくために徐々に質を落としていくのはいかがなものか?と私は思っていますが、メーカー側としてはなかなか難しい面もあるのだと思います。
うちで使用する分は、しっかりとしたオリンポスのブレードホースに切り替えて行こうかと考えております。
オリンポスのブレードホースは値段もしっかりとしていますが、その分品質もしっかりとしています。
値段は少々張るけど使用感が良くて安心して長く使っていけるものを選択していったほうが長い目でみれば特をするという考えで、エアーブラシに使うブレードエアーホースの切り替えを考えているわけです。
ちょっと楽しむ分には安いものでOKだと思いますが、
長くやっていると段々と良いものがほしくなってきます。
それがプロ仕様の商品!ってところでしょうか・・・。
良いものがほしい!というお客様で成り立っているようなうちではございますが、
単に良いものを持つだけでは×です。それなりの腕、テクニック、実経験等が必要です。
少しずつレベルアップをしていくというのが私的なお勧めですし、
経験の少ない初心者がいきなり上を狙っても無理が生じてきます。
皆さんには、
あせらず、無理をせず、少しずつ、マイペースで楽しみながらコツコツと
エアーブラシをやっていってほしいと思っています。
知識ばかりを頭に入れ込むだけでは×ですよ~!
まずはいろいろとやってみる!
それから経験者に質問してみたら良いと思います。
聞くだけただだから・・・という考えもいけないですよ!
相手の身になって!!
自分だけ特をしていくという考えでなくて、
お互い持ちつ持たれつ協力しあいながらという関係が良いと思います。
LET'S ENJOY AIRBRUSH
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高性能エアーブラシ?
(質問内容)
トリガーアクションのブラシ探しております。 0.6mm口径でいくつかHPで紹介されているのを見ているのですが、 PC206と SGA-6106-SC SGA-6206-SC といったガンを比べた場合、どちらの方が性能的なものは上なのでしょうか?(主な違いなどわかれば・・・) また、206は丸吹きも可能と言うことですが、丸吹きした場合は、ミストなどは下記2丁のブラシと同じような性能なのでしょうか? 206の値段と重さもわかれば知りたいのです。 ちなみに、トリガーアクションで、最もオススメの高性能ブラシとはどれになるのでしょうか?
という質問があったのですが・・・
私が率直に答えるとしたならば、
「これが一番良い!というようなものはひとつもないですよ!」
「その前にあなたはどんな作業をやりたいのですか?又どんなところに不便を感じていますか?」
と言います。
何をやりたい!と言ってもらえれば良いのですが、それがなくて・・・(困)。
PC206と SGA-6106-SC SGA-6206-SCを比べると、
6106はニードルの先がとがっていて細吹き出来るようになっているのに対して、
6206はニードルの先が6106よりも鈍角なので、広めのパターンが吹けるようになっています。
どちらの特徴も兼ね備えるものはありませんが、エアーブラシの上級者であればニードルの先の角度が多少鈍角であってもガンをグッと近づけて細吹きもできますし、離して広いパターン幅をとることも出来ます。
細吹きばかりをやりたいのであれば6106がおすすめです。
万能的に用途をひろくもちたいのであれば6206ですが、上級なテクニックが必要だと思います。
206は丸吹きも可能ですが、平吹きが出来るのが大きな特徴です。
価格は只今オリンポスの社長と検討中です。
定価としては二万円台になると思います。
重さは計っておりませんが、持った感じはちょっとずっしりした感じです。
長時間持ちたいので疲れにくいようにできるだけ軽いのが良い!という人もいれば
安定させたいのである程度のずっしり感がほしい!という人もいます。
PCジャンボシリーズはちょっとしたずっしり感があります。
重量がいくつというような数値でみんなが判断出来れば良いのですが、初心者であっても上級者であってもそれはちょっと難しいと思います。
数値よりも実際の使用感が一番わかりやすく伝わるのではないか?と私は考えています。
万能ガンはみんなの理想ですが、実際にはそれは不可能かもしれません。
最もオススメの高性能ブラシというものはありません!
それぞれに特徴があり、一長一短があるのです。
なので質問の際は、使用用途や目的、何をやりたいのか?を伝えて下さい。
どれが一番良いのか?という質問に対して答えるのが、私的に一番の難題です。
質問も良いですが、質問する数よりも経験の数を増やしていきましょうね!
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ニードルパッキン
現在のエアーブラシのほとんどがテフロンパッキン仕様となっております。
このパーツの注文、特にHP-101のニードルパッキンの注文をよく頂くのですが、普通に使用していればそうもそうも痛むものではありません。
私は20年くらいエアーブラシをやっているのですが、マイエアーブラシではこの部品が調子悪くて交換したことが一度もないくらいに痛まないものです。
白い部分がテフロンパッキンで、現在のものは金具に圧入され一体品となっているものがほとんどです。
黒いゴムパッキン使用であれば交換したほうが良いかと思いますが、そうでない限り一生もってくれると思います。
この部分の調子が悪くないのにばらして痛めてしまうとか、ネット等で情報を見てここが原因!と思い込んでしまう方が多いと私は感じております。
エアーブラシと付き合っていくごとに仕組みと構造がわかってきて、メンテナンスも段々と上手くなっていくのですが、メンテナンスの方法をよく知らないためにエアーブラシを使い捨て感覚で使う方も大勢いらっしゃいます。エアーブラシは使い捨てと教えるエアーブラシの先生もいるようです。
国産のエアーブラシであれば精度も非常に高く精巧に出来ているのでちゃんとしたメンテナンスさえ行っていれば一生ものの愛着のあるエアーブラシとなります。
只今、わかりやすく動画で解説したエアーブラシのメンテナンスDVDを新たに製作中です。うちからエアーブラシを購入してくれた方にサービスしたり、DVD単体でも販売していく予定です。
グリスアップをすることでも非常に操作感が良くなりますし、摩耗も控えられます。新DVDの中ではもちろんその内容も詳しく解説しています。曲がったニードルの直し方まで教えていますし、私がこれまで極秘にしていたネタも公開!
新しいメンテナンスDVDが完成するのももうすぐまじかとなってきました。
このDVDを見てちゃんとした洗浄とメンテナンスを実践すれば、あなたの調子の悪いエアーブラシがよみがえります!
塗装作業や絵もすこぶる快調になると思います。
みなさんお楽しみにっ!
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いよいよスタート!
オリンポスエアーブラシ専門の通販サイトをいよいよスタートすることにしました!
アドレスは http://www.olympos-airbrush.jp/ です。
徐々に内容を充実させていきますのでどうぞよろしくお願い致します。
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こうなれば良い!
これからのエアーブラシとスプレーガンはこういうかたちになっていくと私は思います。
こうなれば、右も左も上も下も自在となるし、それぞれの好みのスタイルで作業を行うことが出来るようになります。
このスタイル最初にを考え出したのは私なんだ!とおさえをしたいとも一瞬思いましたが、それは独占欲にしか過ぎないと思うし、他のペインターの人もたぶん同じような事を考えているはず。
なのでメーカー側にこのことを伝えるだけにしました。
今後、このかたちのエアーブラシやスプレーガンが出てきたときに
そういえばTOTAL-Tの竹島がそんなことを言っていたなぁ~と思っていただければそれで結構です。
しかし、あたかも我社で考案開発しました!法的おさえもしてあるのでまねはいけません!まねをするならばうちの許可をとってからにしてください!というのはちょっと違うと思います。
今回のアイデアは、特別どうってこともない誰もが考えるアイデアであり、ただ世にあまり出ていないというだけなのですから、それをおさえるおさえないというものでもないと思うのです。
しかし、なんでもないことなのにそれを法的におさえて自分のものにしたがる方がすごく多いですし、それを簡単に認めてしまう特許庁であったりもします。
阪神優勝という言葉をおさえた人がいたという話はご存知の方も多いと思いますが、
エアーブラシという言葉そのものを数年前におさえた方がいます。
その方はエアーブラシに一生懸命な方ではなく単なる言葉おさえをした方にしか過ぎないと思っています。
法的に認められればエアーブラシという言葉がビジネスで使われるたびに数%のロイヤリティがその人に入っていくという仕組みとなります。
エアーブラシの言葉おさえがされているということを発見したエアーブラシ好きな竹島は、各関係者にそのことを伝えてなんとかならないものか?!と相談したのですが、最終的に私達が使う分野のエアーブラシという言葉を守ってくれたのはオリンポスの社長でした。私達の分野でのエアーブラシという言葉おさえの取下げを行わせたのです。
もしもオリンポスの社長がそれをしてくれなかったら、今頃はエアーブラシが売れていくたびに言葉おさえをした人にお金が流れていくというふうになっていることでしょう。
救ってくれたオリンポス社長に感謝です。
それにしても人間の欲って怖いものですねっ!
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エアーブラシは誰のものでもない!皆のもの!
人には独占欲というものがあると思うのですが・・・
本当は皆のものなのにそれを独り占めしようとしてしまう場合が人間には多々あります。
独り占めしようとすれば
「あの人は・・・」
と噂がたってしまうのは当たり前のことです。
だって、独占しようとしているその人の考えが行動や顔で表に出てしまっているから・・・。
「そんなことないよ!」と、とぼけていてもダメなんです。
絵も一緒だと思います。
心のある絵は暖かいし、そうでない絵は暖かくないと皆がわかるものです。
結果は神様が決めている!というよりも
その人の考えや行動で自然に決まってくるのだと思います。
結果に出てくるんです。
そんなふうに私は思っているから、
正直に普通に好きな事や良いと思った事をただやっているだけ。
これを期に、人の欲、あなたの欲を見直してみてはいかがでしょうか?
私も見直してみます。
今の私が言えることは少なくとも、
エアーブラシは私だけのものではなく、皆のものということは間違いないと思います。
まわりの人達に対する感謝の気持ちも忘れてはいけないと同時に思います。
まわりの人達やまわりの環境があっての今の自分、今のあなただと思うからです。
エアーブラシも他も、
あなただけのものではなく、それに関わっている皆のものだと思うんです。
独占欲・・・
あなたはどうですか?
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サイドカップの良いところ
サイドカップタイプならこんな真下にも天井とかの真上にもOKですが、センターカップ固定タイプでは天井なんかには到底無理です。
日本の塗装マンは万能的に使える重力式のサイドカップスプレーガンを好む人が多いです。
でも左利きの人用のサイドカップスプレーガンはなく、今のところはセンタータイプ止まりって感じです。
そんなところをメーカー側には考えてもらい作っていってほしいのですが、左利きの人が少なければ需要も少ない&儲からないということでなかなか世に出てこないのでしょうね。
オリンポス社なんかはこれでもか!というくらいにエアーブラシ関係を中心とにしたいろんなガンを作ってきました。開発にかけたお金も膨大だと思います。脱帽もんです。
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スプレーガンの握り方
スプレーガンの握り方にもいろいろありますが、ガンにもいろいろとあって、しっくりとくるものもあればそうでないものもあります。手にとった感じは良いが実際に霧を出してみるとイマイチだったりすることもあります。
時代の進歩と共に道具も進歩していきます。
エアーブラシの歴史は1000年を過ぎたところですがまだまだ未開発な部分も多くあり、まだまだ進歩して行くと思っています。
スプレーガンも構造はエアーブラシと一緒です。大きいか小さいかの違いくらいです。スプレーガンが先に世に出てきたのか?それともエアーブラシが先に世に出てきたのかは私の中でまだ不明なのですが、たぶんエアーブラシのほうが先だったのではないか?と考えています。絵描きの道具から始まったエアーブラシスプレーなのだと段々と思うようになってきました。
絵を描く人達は表現するための道具として筆や刷毛以外にエアーブラシ(霧を噴霧するもの)を使うようになってきたのだと思います。口に色を含んでブワァっとやるのもエアーブラシなんです。
霧を出す装置とか、霧で絵を描いたり色を塗ったりすることがエアーブラシなんです。
これから先もエアーブラシやスプレーガンは皆さんと共に進化していきます。
私も皆さんと共に進化していこうと思っておりますのでどうぞよろしくお願い致します!
自分の思いのままに霧というかたちでものに伝えてくれるのがエアーブラシハンドピースなのです。
エアーブラシは持ちにくいという声はまだまだ多いのでその問題は解決していくべき!だと思っております。
道のりは長そうですが、皆さんと一緒に楽しみながら道のりを歩いていこうと思っています。皆で歩けば怖いもの無し!です。あなたも是非!笑
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